在宅患者数の集計、在宅診療所の検索の仕方
20.6.19
先日診療圏の推計患者数内で「在宅患者数」のリリースがございました。
このデータは現在診療圏分析調査書作成機能では集計できないデータなので、汎用マーケットを使って集計・検索することになります。
【在宅を行っている診療所を調べる(検索)】
調べたい場所の地図を開きます。
上タブの「汎用検索」を押し、切り替わった左メニューの「オプションデータ検索」を押します。
画面が変わるので、「診療所」を選択し、「種別・個別値項目条件」の+マークをクリックします。
すると個別値がある項目がブルダウンで選択出来ますので、「在宅診療」を選択。
「○:対応」を選びます。
最後に検索したい範囲を設定します。
半径・到達圏を選んだら、数値を入力します。任意は地図に戻った後、クリックで線を作ります。どちらか選びましたら、「検索」ボタンを押します。
地図に戻り、知りたい場所の中心点(例は円商圏なので)をクリックすると、別窓で設定した商圏内の在宅診療を行っている診療所が検索されます。
地図上の①はリストの①になっています。
「ダウンロード」を押しますと、CSV形式でこの検索結果が取得できます。
【円商圏内の在宅患者数の合計を出す(集計)】
地図画面を開きます。
数の集計にはデータの登録がまず必要となります。以前ブログで紹介している手順と同じとなります。すでにご存じの方は飛ばしてください。
上タブ「データ登録」→左メニュー「使用する統計データ」を押します。
町丁字別統計の「診療科目別患者数データH29年」の「一覧表示」を押します。
大分類からデータを選んでいきます。
最後に項目一覧が出るので、クリックで選び、「選択」ボタンを押します。すると右側の選択済み項目へデータ移動します。
同じように病院の在宅患者数データを選んでいきます。
選んだら最後に「登録」を押します。移動しても登録を押さないままですと、前のページに戻っても選択されておりませんので注意です。
選択後、地図に戻り、上タブ「汎用分析」→左メニュー「商圏設定・集計」(例は同心円)を押します。
画面が変わったら、半径を設定します。こちらは3次まで記入しなくても大丈夫です。必要に応じてお使いください。
「統計選択」のボタンを押します。
先ほど登録しました、町丁字別統計の「診療科目別推計患者数~」を選んで、「選択」をします。
戻った画面にはデータ登録したものが表示されています。その中から集計したいデータをクリック(複数可)で選択して、「商圏分析」を押します。
分析したい中心点をクリックすると、指定した商圏距離内のデータが集計されたのが別窓で出てきます。
「ダウンロード」からCSV形式にて保存が出来ます。「詳細情報の表示」を押すと、町丁目ごとの数値が確認できます。